【産後うつの経緯01】はこちらから
義両親が家に来る
出産して2ヶ月頃、私の酷いうつの原因が夫の金銭感覚にあったことを知った父は、激怒して夫と義両親を家に呼びつけました。
夫が結婚当時からあまり生活費を入れていなかった事、また私が妊娠出産してもその金銭感覚を変えようとしなかった事、そして何にお金を遣っていたか明確に説明することができなかった事が理由で、父は激怒しました。
それに対して夫は正座してうつむいたままで、義父は黙ってしまい、義母は泣いていたそうです。
私は赤ちゃんと別の部屋に閉じこもっていたので内容は聞かなかったのですが、後に母から聞いたところによると、3人の様子はそんな感じでした。
父は理由を言えない夫に、これから家計簿をつけるように命じて、その場は終わりました。
最後に私も呼ばれて、赤ちゃんを抱いてリビングに行きました。義母は私のために花束などのプレゼントを持ってきてくれていました。
私はそれを見て「お花は要りません!私のものはいいので、赤ちゃんのものだけお願いします…」と言ってしまいました。
嫁としてあるまじきことだったし申し訳なかったけど、当時義父母の心情まで思いやる余裕は、私には残っていませんでした。(息子のものも持って来てくれていたのですが、新生児用の服だったので既に着れなかったのです…)
その頃の状態
私のうつは進行し、かなり酷くなっていました。
料理の手順を忘れたり、漢方薬を飲んだのか覚えられなくて、家族から毎回指言ってもらったり…。ロングスリーパーの私が寝られずに、夜中に部屋をウロウロして家族をギョッとさせていました。
相談できるママ友はいませんでしたし、友人にも相談できる状態ではありませんでした。里帰りが長引くにつれて、ご近所の目も気になります…
「里帰り 長引く」でググれば「里帰りが長引くと、夫とはうまく行かなくなって結局離婚する」といった投稿ばかり目に付きます。
その頃の思考回路としては、以下のような感じでした。
このままだと絶対にお金が足りなくなる→息子を育てていけない→私なんかが子どもを産んではいけなかった→息子を養子に出そう→夫には離婚されるだろう→私は消えよう
そんな考えばかりがよぎっていました。それは、生後3ヶ月検診が迫る頃でした。
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