【産後うつの経緯01】はこちらから
新生児訪問指導
悪露も徐々に少なくなり、少しずつ家事も手伝うようにはなりましたが、赤ちゃんのお世話が辛くて(泣かれると責められているような気分になるので)毎日悶々と過ごしていました。
4/26には保健婦さんの新生児訪問指導がありました。家で測ってもらった赤ちゃんの体重は4100gにまで成長していました。
保健師さんは赤ちゃんが順調に育っていることを褒めてくださったのですが、それは家族が手伝ってくれたからで、自分の力では何一つできてないと思っていました。
その保健師さんはとても優しい方でした。たまたま私と同級生で、すでに小学生と中学生を育てながら働いておられるのを見て、自分との差に愕然としました。
今思えばミルクが足りてなかったのかと思いますが、夜中に5時間程泣き続けて、誰にも止められず、父まで抱っこして過ごした夜もありました。
赤ちゃんは頻繁に泣くので、何故泣くのか気持ちがわからなくて、どんどん自信をなくしていました。
1ヶ月検診
5/2は1ヶ月検診で、母と一緒にタクシーを使って医療センターへ行きました。当時、私はペーパードライバーで運転ができなかったからです(運転ができないこともコンプレックスの一つでした)
検診もさることながら、病院のトイレでオムツを替えることができるのかが、心配でたまりませんでした。
案の定、待ち時間にトイレに連れて行かせて、パニックを起こしてしまいます。母はパニクってる私を見てこう言いました。
ちゃんとできたのに、何で焦ってるの?
全然できてない…一人でやれてない…
この頃の私は、何をやっても自信が持てなかったのです。例えば、おんぶ紐で背負うのに一人でできないと焦ったこともありました。
背負い方がわからないと友人に相談してみると、You Tube動画を教えてくれたので、それを見ながら何度も練習…それを見て母は呆れていました。
そんな便利なものがあるのに、何でできないの?ホント不器用ね…
そして、赤ちゃんは湿疹以外、何も問題はありませんでした。
しかし、私が書いたエジンバラ問診票で、産婦人科の医師が顔色を変えました。
問診票の結果から「産後うつ」の疑いが高いと、忙しい中、近くの心療内科を検索してくださりました。
産婦人科は患者さんが多いので、とても申し訳なく思いました…
その中から病院を選ぶと、そちら宛に紹介状を書いてくれて、GW明けたらすぐに行くように言われてしまいます。
産まれて1ヶ月の大事な新生児期はそんな風に過ぎてしまいました。
コメント