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【産後うつの経緯02】臨月に謎の体調不良となり緊急入院

私の産後うつヒストリー

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里帰りまで

私が通っていた産婦人科は分娩施設がなかったので、出産は実家近くの医療センターに決まっていました。

妊娠8ヶ月からは医療センターの産婦人科の検診へ通いました。自宅から実家までは電車で1時間半の距離です。

前の産婦人科ではほとんど待つことがなかったのに、医療センターでは患者が多く何時間もかかるため、検診は一日かかりになりました。

母からは里帰りするように何度も言われました。

臨月には実家に帰ってきなさい!

臨月(りんげつ)とは、 在胎週数36週0日から39週6日時期を指す一般的用語。 産まれる月。

とはいえ大学卒業から15年以上家を出ていたし、母の過干渉で毒舌なところが苦手で、ギリギリまで自宅で頑張ろうと思っていました。

しかし臨月に入った矢先、突然の体調不良が起こり、全く食べ物を受け付けなくなりました。

今までこれといったトラブルがなく、つわりもなかった私は、体に何が起こっているのか全く分かりませんでした。

今まで通っていた産婦人科に電話すると、もう管轄外だから医療センターに連絡するように言われました。

水分以外は体が受け付けなくなり、気分は悪くなるばかり。大きく動く胎動で眠れない3日間を過ごしました。

胎動とは、ママ胎内で赤ちゃんが動くこと。 

夫が休みになった朝、後部座席で寝た状態で車で乗り、医療センターまで高速を飛ばしてもらいました。

緊急入院と貧困妄想

医療センターに着くと、色んな検査をした後に、そのまま緊急入院となりました。

心配をかけるので実家には知らせたくなかったものの、入院が決まってしまったので伝えるしかなくなりました。

実家からすぐに駆けつけてきた母と姉は、私の衰弱した様子を見て気が動転していました。特に母は必要以上に慌てるので伝えたくなかったのです。

物心ついてから入院をしたことがなかった私にとって、それは初めての経験でした。ここまで来ても私は、入院に躊躇していました。

入院なんかしたらお金がかかってしまう…入院なんかしたくない…

今思えば既に「貧困妄想」が始まっていたのかもしれません。

貧困妄想とは経済的には問題がないはずなのに、極端にお金の心配をしてしまうような場合があてはまります。うつ病の症状の一つです。

そしてこれが、私が悩む原因の始まりになるのです。

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