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【産後うつは早産が原因?】発症しやすい理由と産後の過ごし方を解説

産後うつとは

産後うつはどんなママでも発症する可能性があります。きっかけはさまざまですが、実は早産であったことが引き金となり産後うつになってしまうママが多いんです。

今回は早産児のママが産後うつになりやすい理由と、産後どのように過ごしたら産後うつのリスクを下げられるか解説していきます。

なぜ産後うつは早産ママがなりやすいの?

早産ママは赤ちゃんのことが心配で気が滅入ってしまいがちに。ここではどんなことがきっかけで産後うつになりやすいか、具体的に考えてみたいと思います。

自分のせいで赤ちゃんが早く産まれてしまったという罪悪感

早産児ですと、予定通りに産まれた子と比べ体が未熟です。その弱弱しい姿を目の当たりにすることで、ママは自分でのせいで赤ちゃんが辛い思いをしていると責めてしまいます。

赤ちゃんの容体によっては長い間抱っこもできないこともあり、ママはなかなか出産の喜びを感じることができません。

出産直後のママの体はボロボロ。ホルモンバランスが急激に崩れ、ただでさえ気分の落ち込みや涙もろくなるなどのマタニティブルーの症状が出やすい時期であり、思考がネガティブになりがちです。

マタニティブルーの症状が酷く継続すると、産後うつのリスクが高まってしまいます。

赤ちゃんが無事に育つか心配

早産の場合、さまざまな合併症を患うリスクがあります。そのため赤ちゃんが入院中も、退院してからも不安が絶えないでしょう。

保育器の中の赤ちゃんを見るたび「明日急変するのではないか」と思ったり、無事退院できてからもちゃんと育っているか不安になったり。

合併症がある赤ちゃんは、自宅での生活も普通の赤ちゃんとは当然違い、苦労が絶えません。そうでなくても、退院後は定期的に通院が必要になるのでママの負担は大きいです。

検診で発育遅延が指摘されたり、ほかの赤ちゃんを目にしたときに、成長具合の差にショックを受けたりすることもしばしば。

ママの心身への負担が大きくなると母乳の出が悪くなってしまうこともあり、さらに気持ちが落ち込んでしまうことも。

赤ちゃんのお世話の仕方がわからない

早産となると、出産準備が整っていないうちに赤ちゃんが産まれてきてしまうことも。

マタニティ教室にも通っておらず、赤ちゃんの沐浴やおむつ替えなどお世話の仕方が全くわからないというママもいます。

赤ちゃんの入院が長くなると面会時に看護師さんに教えてもらえることもありますが、わりと早く退院できたとなると、乳児についての知識がないまま子育てがスタートすることになり、ママはパニックになってしまいます。

もしかしたら産後うつかも…と感じたら

極度の気分の落ち込みや深い悲しみを感じたり、何でもないのに涙が出てきたりなどの症状が続く場合は産後うつの可能性があります。

赤ちゃんがまだ入院中の場合は、看護師さんにぜひ相談してみましょう。NICUなどではママの心のケアも大切にしてくれているので、親身に相談に乗ってくれます。

退院してからの場合は赤ちゃんの検診時や、市区町村の保健師さんに相談するのがおすすめです。

早産児の場合、しばらくは保健師さんから経過確認の連絡が定期的にあるかと思います。そのときに赤ちゃんのことだけでなく、ママのことも相談してOkなんです。

産後うつの治療は心療内科や精神科になりますが、いきなりは受診しにくいですし、赤ちゃんのお世話もあって都合をあわせるのも大変です。まずは身近な人に話してみてください。

産後うつの症状が悪化すると、自殺願望や虐待などの危険もあります。早期に治療をすれば治るのも早くなるので、もしかしたら…と感じたらまずは誰でもよいので相談しましょう。

また、家族などに「産後うつなのでは?」と言われた場合も、早めに受診を検討しましょう。

産後うつにならないために、早産ママの過ごし方

ここからは早産ママが産後うつにならないために、ぜひ心掛けてほしいことを紹介していきます。

「早産はママのせい」と責めすぎないで

「赤ちゃんが早く産まれてしまったのは自分のせいだと思わないでください。」…といってもそれは難しいですよね。

辛い治療を受けている赤ちゃんを目の当たりにしたら、どんなママも心が痛むと思います。

しかし赤ちゃんは頑張って生きようとしています。ママやパパにいっぱい愛してほしくて、頑張って大きくなろうとしています。

早産の理由はさまざまですが、赤ちゃんとママの命を守るためにそのタイミングで産まれてきたんです。どうか少しずつでも、前向きにとらえてみてください。

こちらの絵本は、作者の吉井さんのお子さんも早産で、不安そうにしている奥さんを見て書いたものだそうです。

こちらから無料で読めるので、どうしても自分を責めてしまうママにぜひ読んでいただけたらと思います。

ママに早く会いたくて。|絵本ひろば

また病院や役所の保健師さんなどから、早産ママの交流会を紹介してもらえることがあると思います。

同じ経験をした仲間と話す機会を持つことは「悩んでいるのは自分だけじゃないんだ」と前向きに考えるきっかけになることも。気分転換に参加してみるのもおすすめです。

周りの子と比べなくてOK。ママと赤ちゃんのペースで

赤ちゃんが無事に退院できたとしても、早産児を持つママは不安が絶えないですよね。合併症が少なかったとしても、早く産まれた赤ちゃんはどうしても成長が遅い傾向にあります。

母乳やミルクを思うように飲んでくれなかったり、成長曲線に乗らなかったり、発達遅延が目立ったり…。フォローアップ外来や集団検診で指摘されて、ショックをうけてしまうこともあるでしょう。

しかし成長がゆっくりなのも、赤ちゃんの個性だと思ってください。発達具合によって治療が必要になることもありますが、大きくなってしまえば心配のないこともたくさんあります。

どうか赤ちゃんとママが一緒に過ごせる時間に幸せを感じて、マイペースに過ごしてみてください。

頼れるものはどんどん頼ろう

ママが心身ともに疲れてしまっては、赤ちゃんも健やかに過ごせません。育児はずっと続くものではないので、しんどいと感じるときはどんどん色々なものに頼りましょう!

例えば…

育児で頼れそうなもの

☑ コンビニ
☑ 宅配サービス
☑ 食洗器
☑ フードデリバリー
☑ 一時保育
☑ 家事代行ヘルパー
☑ パパや祖父母
☑ 保健師さん
☑ 子育て支援センター
☑ ママにごほうびのおやつなど

 

1人でしんどいと感じるときは身近な人でも、支援してくれるサービスでも頼ってみましょう。

反対に、人に手伝ってもらうのがかえって負担なときもあると思います。そういったときはママがラクできるサービスや、リラックスできるごほうびやアイテムを使ってみるのもよいですよ。

育児中は今まで以上に手を洗う回数が増えますよね。素敵な香りのハンドソープで、忙しい毎日にちょっとした癒しをプラスしてみては?産後ママへの贈り物としてもおすすめです。

ときには家事を手抜きしてもOKです。サボりすぎ?と思うかもしれませんが、赤ちゃんが大きくなれば次第にママの負担も減ってきます。今だけと目をつぶって、色んなものにぜひ頼ってみてください。

産後うつにならないためにも、赤ちゃんのためにも前向きに過ごそう

今回紹介した通り、早産ママはショックや心配事が多く、産後うつに気を付ける必要があります。精神的に滅入ってしまい、気になる症状が出てきたらすぐに医療機関の受診を検討してくださいね。

ママが元気でいることが家族にとって何よりも大切です。この記事を通して、早産ママの気持ちが少しでも軽くなってもらえたら幸いです。

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