※アフィリエイト広告を利用しています

【産後うつの経緯03】緊急入院するも原因不明!手足が鉛のように重い

私の産後うつヒストリー

【産後うつの経緯01】はこちらから

妊娠貧血症の診断

臨月に入った矢先、謎の体調不良となった私は、緊急入院になってしまいました。

色んな検査を受けましたが、直接の原因は分からず「妊娠貧血症」という診断となりました。

妊娠中に起こる貧血の殆どが鉄欠乏性貧血です。原因は妊娠による鉄需要の増加で、赤ちゃんに鉄分を取られるために貧血しやすなります。

手足が鉛のように重くて、ベットの上に居ても海に沈んでいくような感覚でした。

それから5日間入院したのですが「胎児を殺してしまったのではないか」という思い込みに支配されてから、私の行動はおかしくなっていきました。

気持ちがソワソワして寝ていられず、個室の部屋の隅で体育座りして何時間も過ごしたりして、看護師さんや家族を驚かせました。

今思えば、アカシジアの症状が出ていました。

アカシジアは静座不能症と訳されていて、座ったままでじっとし ていられず、ソワソワと動き回るという特徴があります。

5日目の退院の日、夫は仕事が休みだったので迎えに来てくれました。

入院費は私のカードで支払ったのですが、彼はそのお金がどこから出ているのかも気が付かないようでした。

退院後はそのまま実家に里帰りしました。一応これからお世話になるからと、夫から両親へお金を渡してもらったのですが、その費用も私が用意したものでした。

【産後うつの経緯01】で書いたように、夫はお金があればあるだけ使ってしまうタイプのため、貯金しておきたいと何度も言ったのに協力してくれませんでした。

臨月になってからの私は、気分が塞ぎこむ一方で、夫の行動に腹がたってしまい、夫を責めはじめます。

臨月になったのに、全然私達のことを考えてくれない!!

父親になる自覚が無いんでしょう!

子供が生まれたら、ちゃんとお金を入れるつもりだから。

そういっては相変わらず、ノラリクラリと逃げる夫なのでした。

それまで金銭的なことは、私の胸のうちでモヤモヤするだけでしたが、出産が近づくにつれて、どんどん不安になってしまってきました。

経済的なことは私がなんとかすると思っていたけど、もしかしたら費用が足りなくなるかもしれない…

それから極端にお金を遣うことが怖くなりました。それまでもベビー用品はできるだけ中古で購入していましたが、オムツなどは購入できていませんでした。

今考えると、うつの症状である貧困妄想が出ていたのだと思われます。

貧困妄想とは経済的には問題がないはずなのに、極端にお金の心配をしてしまうような場合があてはまります。うつ病の症状の一つです。

緊急入院があったものの、胎児はすくすく成長していました。できるだけ運動したほうが良いだろうと、調子の良いときはストレッチをして過ごしていました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました