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【産後うつにならないために】産後ヘルパーの内容とメリットを解説!

産後

赤ちゃんが産まれて新しい生活が始まったものの、子育ては失敗ばかり。家事は手が回らず、寝不足が続き疲れ切ってはいませんか?

そんな生活が続くと、産後うつを発症してしまう危険も。産後うつは決して珍しいものではなく、誰もが発症リスクのあるもの。実際に出産したママの10~15%が患っています。

産後うつにならないためには、ママが頑張りすぎないことが1番大事です。今回は産後うつ対策・産後うつママの負担を少しでも軽減できる、産後ヘルパーについてご紹介します!

産後うつになりやすい時期

 一般的に産後うつになりやすいのは産後1〜3か月頃と言われています。この頃に症状が出やすい理由として、産後の疲れ、マタニティブルースの悪化などが考えられます。

産後溜まった疲れが徐々に現れる

出産直後、ママの身体はボロボロの状態。しかし退院後すぐ家事や育児を1人で頑張りすぎてしまうママが多いのが現実です。

本来は産褥期と呼ばれる産後6〜8週間頃までは、家事などは出来る限りしないで、母体を休めるのと赤ちゃんのお世話に専念すべきと言われています。

この時期は子宮やホルモンバランスが出産前の状態に一気に戻るため、ママは体調を崩しやすい時期なんです。ここで無理をするといつまでも身体の調子が良くなりませんし、歳を取ってから腰痛などに悩まされることも。

はじめての育児はわからないことだらけで無我夢中だったのが、1か月くらい経つと新しい生活にも徐々に慣れてきます。

この頃に寝不足やストレスで溜まった疲れがどっと出たり、育児でうまくいかないことが続き自信を失ってしまったりすることで、産後うつの症状が出始めるリスクが上がるのです。

マタニティブルーの悪化が原因となる

マタニティブルーとは出産前後に起こるもので、気分の落ち込みや極度の不安に襲われるなどの症状があります。

妊娠・出産による女性ホルモンの急激な変化が関係しているといわれ、ホルモンバランスの崩れがもっとも激しい産後3〜5日頃が発症しやすいです。

実際、私も2日目から精神的におかしくなっていきました…

マタニティブルーは一過性のもので、産後1〜2週間で落ち着いてくるのがほとんどです。しかし産後無理をしすぎたり、極度のストレスや不安が積み重なったりすると症状が悪化し、産後うつになってしまうケースがあります。

産後ママを助ける「産後ヘルパー」とは?

産後ヘルパーとは、産後ママの自宅を訪問して、赤ちゃんのお世話や家事などをサポートしてくれる存在です。家事代行サービスやベビーシッターとは少し違い、ママの産後のケアをしてくれるのが特徴です。

  • 産後ヘルパーに頼めること
    • 料理・洗濯・掃除・買い物などの家事
    • 授乳・沐浴・おむつ交換、その他赤ちゃんのお世話
    • 上の子のお世話
    • 産後ママの心と身体のケア
    • 育児相談 など

産後ヘルパーは地方自治体が提供するものと、民間企業のものがあります。

依頼先によってサービス内容は多少異なりますが、一緒に産褥体操をしてくれたり乳房のケアをしてくれたり、さらには育児相談にも乗ってくれます。

また2人目以降の出産の場合は上の子のお世話もしてくれ、とても心強い存在です。

産後うつ対策になる?産後ヘルパーを利用するメリット

産後ママを助けてくれる産後ヘルパーをご紹介しましたが、産後うつの発症を防ぐ・または産後うつママの症状軽減には役立つのでしょうか?

ここでは産後ヘルパーを利用するメリットについて考えていきます。

ママの身体をしっかり休める

まず1番重要なのは産褥期の母体をゆっくり休めることです。里帰りをしないママはとくに家事もしなくてはと無理をしがち。

そこで普段は家事をほどほどにして、産後ヘルパーを週に1度利用するだけでも心身ともに負担が減りますよ。

掃除や洗濯もしてもらえますし、赤ちゃんを見てもらえばママが休む時間に充てたりすることができます。

もちろん産褥期が過ぎても育児は困難の連続です。利用できる期間はどんどん活用しましょう!

精神的負担が軽減する

産後うつは身体の疲れだけでなく、心の疲れが大きく関係します。赤ちゃんのお世話ははじめてでも2人目以降でも不安や失敗がつきもの。ママ1人ですべてを背負うには負担が重すぎるんです。

家のことに手が回らなくなると、散らかった部屋を見るだけでストレスも溜まってしまいますよね。適度に産後ヘルパーを利用して、部屋を少し片づけてもらうだけでもママの気分は晴れますよ。

さらにママが精神的に参っていないか様子も見てくれますし、体調を整えるよう身体を動かすアドバイスなどもしてくれるんです。

初期の産後うつは、当事者の自分や家族では気づけないこともあります。第3者にサポートをお願いするのは、予防や早期発見に大きく役立つでしょう。

話し相手・相談相手になる

産後ヘルパーは育児相談から、ママの些細な悩み相談に乗ってくれます。ほとんどのヘルパーさんは子育て経験者なので、先輩ママとして日常のアドバイスをもらえますよ。

また産後ママはなかなか外出できず家にこもりがちです。そうすると赤ちゃんと2人きりの生活で、大人と会話する機会がほとんどなく、ストレスが溜まる人もしばしば。改まって相談することがなくても、話し相手になってもらうだけでも十分気分転換になりますよ。

気になる産後ヘルパーの料金は?

産後ヘルパーには利用料がかかりますが、自治体提供と民間企業のものでは料金差があります。

自治体の場合

自治体が提供するものにお願いする場合は、1時間300円~1,000円程度と比較的リーズナブルです。しかしさまざまな制限があります。

利用できるのは、祖父母など周りから育児のサポートを受けられない環境の人などの条件があったり、期間も産後6か月まで、最大20回までなどに限定している自治体がほとんどです。

依頼できるサポートも、赤ちゃんのお世話と家事の一部のみなど決まっていることもあります。

民間企業と比べると制限が多くなってしまいますが、手ごろな料金でこれだけ助けてもらえるのはママの負担がかなり減ります。

予約は早めにする必要があるので、里帰りしないママは出産前から自治体のHPなどチェックしておいてくださいね。

民間企業の場合

民間企業の場合は、依頼先によりサポート内容や料金に差があります。多くの場合は1時間2,500円〜4,000円程度かかるようです。

自治体に比べ料金は高いですが、依頼回数に制限はありませんし、ほとんどが産後6か月を過ぎても利用できます。

内容も企業によってそれぞれ特化したものがあるので、自分が受けたい内容のサービスを選んでお願いすることができます。

自治体のサービスと併用して、ママがしんどいと感じたときには迷わず利用しましょう!

産後ヘルパー利用時の注意点

産後ヘルパーはママをサポートしてくれる強い味方ですが、お願いできる内容に限りがあるので注意が必要です。先ほどお話した通り、自治体提供のサービスは民間企業のものよりサービス内容に制限があるため、予め頼める内容を確認しておく必要があります。

また、産後ヘルパーはあくまで家事・育児などの日常生活のサポートです。換気扇掃除やお風呂のカビ取りなど、大掃除を依頼することはできないので覚えておきましょう。

そして利用できるのは保護者が在宅時というのが原則です。ベビーシッターなどとは異なり、ママやパパがお出かけしている間赤ちゃんをみてもらうことはできません。

上の子の保育園の送り迎えなども依頼できない場合があるので注意しましょう。

産後うつにならないために、産後ヘルパーを利用しよう

今回は産後うつ予防や産後うつ症状の改善のために、産後ヘルパーを利用するメリットなどをご紹介しました。

この記事を通して、はじめての子育てで滅入ってしまっているママに、産後ヘルパーという選択肢をぜひ知ってもらえたらと思います。

他人に家事や育児をお願いするのは抵抗がある人もいるかと思います。しかし産後しばらくの間だけのことと割り切って利用を検討してほしいです。

子育ては1人で頑張りすぎず、色んな人の手を借りてしていきましょう。

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